”シミの漂白剤”とも言われ高い美白効果を発揮するハイドロキノンクリーム。
このページでは、そんなハイドロキノンクリームのメカニズムをはじめ、商品の正しい選び方から使い方、副作用まで徹底解説します。

ベッドに寝そべる女性

ハイドロキノンのクリームが指先につけた写真

ハイドロキノンとはシミの原因である黒色メラニンの抑制と除去、それに加えて美白効果のある成分が配合されたクリームです。

シミの対策に有効な成分が配合されたコスメはハイドロキノンクリーム以外にもありますが、既に色素沈着してしまっている老人性色素斑、炎症性色素沈着、そばかす(雀卵斑)、肝班といった種類のシミを除去できることから、ハイドロキノンクリームは、“シミの漂白剤”とも言われています。

また、これまで色素沈着したシミを除去するには、保険適用外の高額なレーザー治療による施術が主流でしたが、ハイドロキノンクリームの登場により、シミのケアが手軽でリーズナブルに行えるようになったこともハイドロキノンクリームが注目されている理由でもあります。

ハイドロキノンがシミを漂白するメカニズム

シミが出来る原因をご存知でしょうか?

ハイドロキノンがシミを漂白するメカニズムを紹介する前に、シミが出来る流れをまず紹介いたします。

  • 1.太陽からの紫外線を受けると、皮膚の最下層にあるチロシナーゼという酵素が活性化します。
  • 2.この活性化したチロシナーゼは、メラニン色素を生成します。
  • 3.活性化したチロシナーゼは、メラニン色素を生成させるだけでなく、黒色メラニンに変化させます。
  • 4.さらにこの黒色メラニンが表皮に色素沈着にしてしまうことでシミが出来上がります。

 

これが、主なシミの出来るまでの流れとなりますが、ハイドロキノンクリームはこのシミのできる流れの中でどのような効果を発揮するのでしょうか?

順番に見てゆきたいと思います。

メラノサイトを減らす

日差しを気にする女性

メラノサイトとは、メラニン色素の生成元となる物質で、紫外線を受け、チロシナーゼが活性化することで、メラニン色素を合成します。

ハイドロキノンはこのメラノサイトを減らしてしまうため、シミの元となるメラニン色素を生成する量が減少します。

 

チロシナーゼの活性化を抑える

悩む女性

チロシナーゼは紫外線を受けることによる活性化する酵素で、メラノサイトにメラニン色素の生成を、メラニン色素を黒色に変化させてしまいます。

ハイドロキノンは、このチロシナーゼの活性化を抑制するので、シミの元となるメラニン色素を生成する量を減少させるのと同時に、メラニン色素の黒色メラニンへの変化も抑制します。

 

黒色メラニンを還元する

窓辺でメイクをする女性

黒色メラニンが色素沈着したものがシミでありますが、ハイドロキノンは黒色メラニンをもとのメラニン色素に戻してくれます。
即ち、肌のターンオーバーを待たずとも、黒ずんだシミの色を薄くしてくれるのです。

以上がハイドロキノンによる”シミを漂白するメカニズム”でありますが、予防だけでなくなく、シミそのものを除去してくれるのが、”漂白”と言われる所以なのです。

ハイドロキノンのリスクと副作用

胸に手を当ててうつむく女性

ハイドロキノンはシミの抑制だけでなく、除去、美白効果までもらしてくれますが、人体への作用が強い物質のため、リスクや副作用には十分な注意が必要です。

ここでは、ハイドロキノンクリームを使用することによるリスクと、リスク回避を怠った場合に招いてしまう副作用についてご紹介させて頂きます。

ハイドロキノンクリームを使用するリスク

紫外線に弱くなるリスク

ハイドロキノンクリームを使う以上、どなたでも懸念しなければならないリスクです。

メラニン色素は紫外線を吸収することで細胞核のDNAの損壊を防いでくれます。

しかし、ハイドロキノンクリームを使用すると、メラニン色素の生成だけでなく、紫外線を吸収効果も抑制されてしまいますので、紫外線に弱い肌質になってしまうリスクがあります。

 

メラサイトが少なくなるリスク

ハイドロキノンクリームの使用方法を誤った場合に招いてしまうリスクです。

ハイドロキノンはメラニン色素の生成を抑制してくれますが、長期間に渡る継続的な使用、または4パーセントを超える比較的高い濃度の物を使用することにより、メラニン色素を生成する細胞を減らし過ぎてしまう恐れがあります。

 

アレルギー反応を招くリスク

ハイドロキノンクリームを使用する方の体質が招くリスクで、ハイドロキノンが体質的に合わないため、アレルギー反応を起こす場合があります。

ハイドロキノンクリームの副作用

シミが濃くなる

ハイドロキノンクリームを塗った状態で紫外線を受けると薄くなるどころか、逆にシミが濃くなってしまう場合があります。

ハイドロキノンクリームでシミケアをしている場合は、日焼け止めなどの紫外線対策も必要です。

 

白斑(はくはん)

長期間の使用、濃度の高いハイドロキノンクリームの使用により、メラニン色素が極端に少なくなってしまったときに発生する症状です。

直ちに使用をやめ、医師に診断してもらい、適切な処置をしてもらうようにしましょう。

 

赤み、炎症を起こす

ハイドロキノンが体質的合わなく、アレルギー反応を起こし、皮膚に赤み、炎症を起こしてしまう症状です。

予め使用する前にパッチテストを行い、適切な濃度のハイドロキノンクリームを選定するようにしましょう。

ハイドロキノンクリームの使い方

ハイドロキノンのクリームを指ですくう女性

ハイドロキノンクリームはシミに対し、高い効果が得られだけあって、リスクも多く、使い方には注意が必要です。

ここでは、ハイドロキノンクリームでリスクや副作用を招かないための安全な使い方について紹介いたします。

ハイドロキノンクリームを使う前に

体質的にハイドロキノンが合わない、選定したハイドロキノンクリームの濃度が高い、などにより、皮膚に赤み、炎症が起こらないかを事前に、チェックしておきます。

チェックの方法は、目立たない箇所にハイドロキノンクリームを塗り、48時間経過を観察するパッチテストにて確認します。

48時間以内に赤み、炎症が起こらなければ、本格的なシミケアを開始しても大丈夫です。

 

使うタイミングについて

ハイドロキノンはお肌の汚れ、老廃物などと化学反応を起こす可能性があるため、ハイドロキノンクリームを使用する前には、必ず洗顔し、毛穴の残留物も残さず綺麗に落とされていることをしっかり確認するようにしましょう。

また、ハイドロキノンクリームによるスキンケアは、化粧水などのスキンケアと違い、肌の奥底にまで浸透させないようにコントロールする必要があります。

洗顔後の角質層は、水分を多く含んでおり、ハイドロキノンが浸透しやすいため、洗顔後、20分~30分程待ってからシミがある部分にだけ塗布するようにしましょう。

 

塗布領域について

ハイドロキノンクリームは、シミのある個所にのみ塗布して使用します。

お肌全体が色白になることを期待し、顔全体に塗布するような使用方法は絶対にしてはいけません。

綿棒などを使用して、シミを薄くしたい部分にのみ、適切な量をピンポイントで塗布するようにしましょう。

ハイドロキノンクリームの選び方

両手に○と☓を持つ女性

ハイドロキノンクリームの入手方法は、皮膚科で医師の診断を受けた上で処方してもらうか、自身の肌質に適合する市販品を選定して購入するかのどちらかになります。

ここでは、ハイドロキノンクリームを選定する際のポイントについてご紹介いたします。

安全性

ハイドロキノンクリームの使用にはリスクがあり、副作用を招かないためにも安全に使い続けることが出来る物を選定することが第一です。

なお、ハイドキノンクリームに含まれるハイドロキノンの濃度は、市販品は1%~5%の範囲のもので、6%を超えるものに関しては、医師が診断した上で処方される場合でしか入手することが出来ません。

 

皮膚科で処方してもらう場合

医師がシミの状態を確認した上で、適切な濃度に処方されたハイドロキノンクリームを入手することができます。

また、使用方法のレクチャー等も診断の際に受けることが出来ますので、比較的安心して使用することが出来ます。

 

市販品を購入する場合

お肌が敏感な方は、ハイドロキノンの配合濃度が3%以内のものから使い始めることをお勧めいたします。

効果が実感できるまで、半年程度の期間を要するケースもありますが、副作用を招かないためにも、安全第一で低配合のものを選択してください。

 

即効性

ハイドロキノンの配合濃度が4%~5%のハイドロキノンクリームは、皮膚科で処方される治療薬と同等の配合濃度のため、使用し始めてから、早い段階で効果を実感することができます。

また、シミだけでなく、ニキビ痕、虫さされ、乳首やVゾーンの黒ずみの改善にも有効ですが、濃度が高くなる分、リスクも高いため、使用には十分な注意が必要です。

 

コスト

シミケアを行う上で、考えなければならないのがハイドロキノンクリームを購入して、使い続けることで負担となる費用についてです。

ここでは皮膚科で処方してもらう場合と市販品を購入した場合とに分けて、ご紹介させて頂きます。

 

皮膚科で処方してもらう場合

皮膚科でハイドロキノンクリームを処方してもらう場合、治療薬代に加え、診察料がかかります。

診察代3,000円とハイドロキノンクリーム代3,000円の計6,000円程度が一般的な相場です。

 

市販品を購入する場合

一般的なハイドロキノンクリームは1ヶ月で使いきることが前提で、その容量も1ヶ月の使用量を目安にパッケージされています。
1パッケージ当たりの価格帯は、4,500円~10,000円と開きもあるため、選定に悩まれる方も大勢いらっしゃいます。

また、ハイドロキノンクリームは肌質に合う、合わないといった問題も伴いますので、まずは2,000円程度で販売されているお試しセットを購入してから、本格的に使用するハイドロキノンクリームを選定することをお勧めいたします。

特定のハイドロキノンクリームを継続的に使用するのであれば、割引や送料無料の特典が受けられる、まとめ買いによる購入もコスト対策には有効です。

まとめ

シミや美白対策で、お悩みのみなさん。

今回の記事では、ハイドロキノンクリームがいかにシミの対策に有効であるかについて、そのメカニズム、リスクと副作用、正しい使い方を中心に、紹介させて頂きました。

もうご理解頂けたと思いますが、ハイドロキノンクリームによるシミケア対策は、効果が高い分、扱いが難しいため、ハイドロキノンクリームの選定も非常に重要なのです。

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ハイドロキノン化粧品のセット

薬学博士が開発したハイドロキノン化粧品、独自の浸透テクノロジーで、安全でより効果的に使用することができます。

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